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遺言書の読み方は? 「ゆいごん」?「いごん」?

・「いごん」「ゆいごん」?

 「遺言書」、皆様も当然ご存知のこの言葉、今回のコラムは遺言書の第1回目ですので、うんちく話のようなことを書きたいと思います。

 「遺言」、おそらくほとんどの方は「ゆいごん」と読んでいると思います。しかし、「ゆいごん」とは法律上の用語ではなく、基本的には広く一般的な意味での「ゆいごん」として遺される方へのメッセージ、つまり法的に効力の有るもの、無いもの、全てをひっくるめた広い意味での「ゆいごん」となります。

 実は、この「遺言」を「いごん」と読むと、民法に定められている、皆様が想像する「遺言書」、つまり法的に効力のある「遺言書」となるのです。
 しかし、ご相談にこられる方は、ほぼ皆様「ゆいごんしょ」と言われますし、当然に法的に効力のある「遺言書」を必要とされております。
 そこで、わざわざ私達が「いごん」と法律上の読み方にこだわる意味も実益も無いと私は考えておりますので、私は普段から「ゆいごん」という読み方に統一しております。

・遺言書でできること

 基本的には、遺言書はそれを書いた方(遺言者といいます)の財産、つまり遺産ですね、それの分け方を遺言者が自由に指定することができます。
 また、子の認知(あの子は私の子だと認めること)、祭祀主宰者(先祖代々のお墓やお仏壇などを管理する人)の指定もすることができます。

 法的な効力から少し外れますが、付言事項とって、遺言書を遺す理由やご自身の気持ち、感謝の思いなどを伝えるお手紙のような文書も添えることができ、遺される方への道標や、少しロマンチックに人生最後のラブレターを遺すことができます。

・遺言書を書ける人は?

 遺言書は数種類ありますが、基本的に民法では15歳になった人は遺言書を遺すことができます。
 ただし、認知症などで判断能力が無い方は遺言書を書くことができませんので、お早めに作成することをおすすめいたします。

・遺言書ブーム?

 ところで、なぜここ十数年で遺言書がブームと言えるほど広く一般的になってきいるのでしょうか?
 高齢社会で相続人が高齢だから、少子化だから、権利意識の高まりから相続争い(争続)が増えているからなど、色々なことが考えられます。

 これは私見ですが、そもそも今の民法が相続について遺言書を前提にしているからだとも考えられます。
 戦前の民法では、相続は家督相続という、すべて長男が家ごと家長(戸主)として相続するというような制度で、そもそもお家騒動などは別として基本的には相続争いとは無縁でした。ところが、戦後、日本でも海外の法律をお手本に民法を改正し、今のかたちの民法になりました。

 ただし、日本以外の先進国では、遺言書での相続が一般的で、法定相続が例外というような感じだそうです。
 ところが、日本では遺言書というと、どうしても縁起が悪いようなイメージが先行してしまい、あまり普及していません。
 このように、遺言書を前提にした法律をお手本にして作られた民法を、遺言書無しで運用しているという矛盾が生じていると思っています。

 それでも数十年前は、長年の日本の習慣から家は長男が受け継ぐというよな考え方や、日本的なおおらかさから、相続争いもあまり起こらずなんとかやってこれました。
 しかし、日本でも権利意識の高まりや、TVや書籍はもちろんネットでもすぐに法律の仕組み、つまり自分の権利を知ることができるので、相続争いが増え遺言書がブームといえるほど急速に広まっていると思います。

 後半は、うんちく話どころか私の考え方を書きましたが、次回からは遺言書のことをきちんと分りやすくお伝えできればと思います。

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以上、行政書士お役立ちコラム、遺言の基礎編
「遺言書の読み方は? 「ゆいごん」?「いごん」?」でした。

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